ボクらの時代 西川史子×渡辺淳一×村山由佳

男性の作家と女性の作家、
そして女性の外科医が、
恋愛論を語り合う。

フジTVボクらの時代に、
美人整形外科医として、TVのバラエティ番組で人気を博す西川史子、
札幌医科大卒で失楽園その他多くの作品を書き、
1970年に直木賞を受した渡辺淳一、
立教大卒、2003年直木賞受賞、村山由佳の3人による、
人を愛することについて、熱く語る。

不倫はなんの準備もなく始まる純愛、
結婚は、事前に情報を得てからの打算愛という渡辺。

西川は、男の身勝手と、
妻と恋人を両方もつなんて
男の一人勝ちを許せないという。

西川と渡辺は、両極にいて、
村山がどちらもありとニュートラルな立場。

男女関係は、人と人としての関係を築くのが大切という西川に、
渡辺は、正論だけで片付けけられるものではないという。

不倫とは、人の家庭を奪うだけと、
考える西川。

結構長く恋人同士だったのが、
結婚してまもなく別れるカップルも多い。
歯止めがなくなると、不倫は燃え上がらない、
そう答える村山。

失楽園では、
恋愛の頂点を書きたかったので、
二人が結婚という想定はしなかった。

結婚は、生活愛、
日常の雑事に追われるからと渡辺が自論を展開。

村上は、女性としていつも現役でいたい、
ブレーキがきくなら、燃え上がるものがほしい、
それが不倫であってもと。

多くの異性を追いかけること、
肉体だけを求めるのではなく、
ときめきを忘れないことが大事なんだと、大胆発言の渡辺。

西川は、それに反発、
女性は駒ではないと怒る。

女性は、追いかけてくる男の中から、
選ぶべきと渡辺が助言する。

渡辺は、自分の浮気がばれたら、
ひたすら謝る。

奥さんのものごい剣幕を、
物書きとして捉え、
何かに残そうとしてトイレに入り走り書きすると、
職業上の性を笑いながら話す。

その点について、同じ作家である、
村上は理解をしめす。
そういう場面を書きたくなるようだ。

女性は男性にくらべて入れ込みが激しい、
男はさめやすいよと、渡辺がいう。

女性は快感に浸れるが、
男はすぐに会社にでかけるなど、
社会の一員としての歯車に戻る。

女性作家の場合、
男の作家が経験を書くことは余り世間の抵抗はないが、
女性がかくと、女性から反発を受けると、村上、
やりにくさを感じるようだ。

女性作家は、突然作風が変わる時がある。
例えば離婚を経験したりして、
渡辺は、村上が全身で小説を書くようになったと評する。

いくつになってもときめきは大切。
年老いた動けない患者が、看護婦の手を握り締める。
それも、ちょっといい。いい意味の欲情だと渡辺はいう。

老いることは、怖いと西川。
恋愛も肉体のみだけではない、
たがいによりそうことが大切と、
西川にいう渡辺がアドバイスを与える。

37歳になった西川、
仕事だけを評価されるのでなく、
家族以外の人に評価、愛されたいと願う。

愛は男女が互いに分かち合うことで、
安心感につながり、
そして愛を認識するのだと、渡辺が話す。

自分ぐらいの年齢になると、
自分を受け入れてくれる女性なら、
だれでもいいと笑う。

ただ、豹柄のパンツはだめ、
白がいいと渡辺がいい盛り上がる。

西川は、その考えを受けいれた。

大人同志の恋愛論、
綺麗事ぬきで、
しかも清潔感のある鼎談であった。

いつまでもときめきをわすれないで、
本日の大きな提言です。










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