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一人は稀代のロックンローラー、 一人は、日本を代表する映画監督、 そして、あと一人は、精力的に活躍する指揮者、 この3人の男たち、一体どんなトークを聞かせるのだろうか。 フジTV「ボクらの時代」に、 内田裕也・・ロックンローラー 篠田正浩・・映画監督 井上道義・・指揮者 以上の3人が登場した。 場所は日比谷公会堂、 音楽を共通のキーワードにトークが弾む。 野外音楽堂への想いは、それぞれある。 井上道義は、ショスタ・コーヴィッチの連続公演をした。 内田は、ヨーロッパから帰国後、フラーワームーブメントを受け、 10円、50円コンサートをやった思い出を語った。 かねてより日本の映画音楽に、 疑問を感じていた篠田は、 野音でたまたま聴いた、武満徹の「レクイリム」に感動し、 撮影所で後日出会い、映画音楽を作ることを知った。 映画監督・篠田は、映画音楽は「ダイナミックレンジ」、 歌謡曲からクラシックまでの「振れ幅」があると語った。 内田は、ロックとクラシック、 音楽の融合が見られる、 ビートルズがやったように。 家族観を3人が話す。 井上は、家族が少ないのが楽という。 内田も篠田も、自分の「DNA」を受け継ぐものの、 存在に癒されるという。 ショスタ・コービッチが政治的に迫害を、 受けながらも、仲間の応援で粛清を逃れていたといわれる。 篠田は、音楽は極左から極右であると表現した。 内田の音楽観は、音楽は国境を越える力を持つと考える。 日本におけるスタンダードは、 西洋からの影響を強く受け、 明治以降、ちょっと違った方向にいってしまったと、 篠田が話していた。 幾つになっても、音楽に携わろうとする、 内田と井上、 カッコ良さにこだわる内田、 それに疑問を挟む井上、 意見のくい違いがあってしかるべきと、 感じさせる場面であった。 ロックもクラシックも体力を使う、 スポーツと同じ感覚だと井上がいう。 体力が続く限り、 ロッカーであろうとする内田、 オーバー70を目指す。 篠田が自身の映画、 「ゾルゲ」でジョンレノンの「イマジン」を使ったとき、 小野ヨーコに承諾を得るために連絡をとると、 音源を変えてほしくないからと、 テープを送ってきたという。 オリジナル性にこだわった小野の、 姿勢は音楽に真摯に向き合っているのを、 強く我々に感じさせる。 音楽を通じて、多くの考えが、 垣間見られた、3人のトークであった。 |
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