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今、一公立高校から有数の進学校になったと、 「堀川の奇跡」と呼ばれている公立高校がある。 何が、学校にとって、生徒にとって、 大事な事なのか、基本的なスタンスを、 しっかりと持とうと、一人の校長が語る。 NHK「プロフェッショナル・仕事の流儀」に、 京都市立・堀川高校・校長、 荒瀬克己が登場し、 自分の教育に対する考えを述べた。 9年前に堀川高校に「探求科」を新設、 何をしたいか、知りたいか、 生徒自ら、テーマを決め、 教師は、それをサポートする。 教師の手に負えなければ、 大学の先生に教えをこうたり、 生徒の探究心にこたえるべく、 教師も必死となってやる。 生徒の心に変化をもたらした。 「探求科」の存在によって、 さらなる、知識を得るための、 生徒の自発的な、基礎的な勉強、 という、姿勢を導いた。 正のスパイラルが起きた。 強制はしていない、 だから、生徒たちはめり込める。 校長・荒瀬は、 校内を歩く時に、 こだわりがある。 「ぼんやり見る」、 校内の雰囲気、生徒の表情、 空気を感じるために。 「渦中にはいってはだめ」、 リーダーたるものは、 そう、荒瀬は考える。 客観性を失わないために。 校長・荒瀬は、 合格実績より、 生徒の将来が大事と考える。 たとえ、受験に何度失敗しても、 それも、人生の一コマだよ、 これから、どうするからは、 「君自身」考えなさいと、 アドバイスを送る。 大学進学も人生、 それ以外の道もまた人生だよと。 荒瀬は、生徒に考えさせる。 生徒自身の将来であり、 人生だから。 荒瀬は、いつも生徒と、 向かい合うとき、 一つの流儀を貫く。 「直球で勝負する」 生徒の心のなかに、 君は一人じゃない、 泣きたきゃ、泣けばいい、 しんどいのは、しんどいでいい。 仲間がいる、自分の足で歩こうよと、 荒瀬は、優しく伝える。 荒瀬のいる「堀川高校」は、 決して、偏差値は高くないと、 荒瀬は、いう。 生徒のここが知りたい、 そのためにどうしないといけないか、 それ以上、専門を極めるには、 極められる、例えば大学を目指すとか、 そういうところが、結果的に、 大学合格者を輩出することに、 繋がっている。 荒瀬の大事にしているのは、 基礎学力なくして、 総合学習は成り立たない。 だから、どちらも大事ですという。 荒瀬は、工業高校をへて、 7年後、堀川高校に赴任した。 当時は、「公立高校4年制」と、 揶揄されていた。 現役での大学合格が、 難しく、1浪が多かった故である。 これではいけないと、校長・荒瀬が強く思ってのは、 自分の娘の進学の時、 公立では、思う大学へ進学できない、 合格するには、私学しかない、 そういう、状況を経験したから。 だから、荒瀬はどこの学校にいっても、 大学へ行けるには、どうするかを、 同僚の先生達と考えた。 荒瀬は、教育委員会に移動。 そこで、16人の委員の一人として、 これまでの課題に取り組み、 「探究心」「専門性」を大切に、 それが、後の「探求科」の新設に繋がった。 そんな、荒瀬が心がけていること。 「今までの事を否定しない」、 今までの堀川も、 今の堀川も変わっていない、 新たに学科が増えただけ。 と、断言する。 今までも、これからも、 堀川の全員の努力が、 大切と荒瀬は、思うのである。 2007年高校生による、 「高校の環境サミット」が、 堀川高校がホストとなって、 まとめ上げていくこととなった。 高校生には、少し荷が重いかもしれない。 しかし、ちょっぴり背伸びさせよう、 いい経験になるに違いない、 そう、荒瀬は考えた。 リーダーに選ばれた女子高生は、 暗中模索ながら、とにかく行動を起こす。 旨くいかないことも、いく事も、 いずれも経験する。 それらを、解決し、 会議を方向づけるのは、 生徒自らの手に委ねる。 荒川たちは、そっと見守り、 生徒を信じ、請われれば、 アドバイスをする。 やるのは、あくまでも生徒自身、 それを貫いた。 リーダーの女子高生が、 最後までこだわった、 文言は受け入れられなかったが、 それも、現実として、 真摯に受け止める。 これも、大事な一つの社会勉強。 もがき、苦しんだ結果、 なんとか共同宣言を採択し、 「環境サミット」は、閉幕した。 校長・荒瀬は、「黒子」に徹した。 |
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歯車が噛み合ってこそ
今回のプロフェッショナル 仕事の流儀 ゲストは荒瀬克己さん。 ...続きを見る |
不学問のススメ 2007/10/21 13:01 |
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