なでしこジャパン 激白世界一への道

昨晩のNHKスペッシャルで「なでしこジャパン 激白世界一への道」。延長戦を戦い、120分のフィナーレは、なでしこジャパンがPK戦でアメリカをくだし、世界一になった。世界一になるまでの選手の気持ちの移り変わりを素直に自分の言葉で語った。まさしくなでしこジャパンが全員で勝ち取った世界一なんだと実感した内容だった。


日本女子サッカーを引っ張ってきたキャプテンの澤選手は、苦しい時には「自分の背中をみなさい」と若い後輩たちに行ってきたが、今回は、逆に中堅の選手が若手を引っ張り、先輩を引き上げてくれたと、その成長を実感した。

終始一貫していたのは、「諦めない」気持ちだった。それが、揺らぐこともあったが、劣勢になると誰かがみんなに「諦めるな」と伝えた。選手自身が試合を重ねるごとに、成長していくのを感じていたと話した。

アメリカのエースストライカー・ワンバック選手は、「前半で試合を決める」と、相手に圧倒的な力の差を見せようとしたが、ゴールを狙ったボールは、ことごとく外れた。

日本は、前半の15~20分は落ち着かなかった。そこで佐々木監督が、とにかくボールを動かせ、危険をおそれずに動かせば、道がひらけると指示した。そこから、選手たちは、次第に落ち着きをとりもどした。

その時、キーになったのが、ゴールキーパーの海堀選手だった。ひたすらロングボールを蹴っていたのを、少し間をとり、ディフェンダーにボールを回し、自分たちのリズムを取り戻した。

そして、前半を終え、おされぎみだったがハーフタイムで宮間選手は、「自分たちは予定通り」だと感じていた。一方、アメリカのワンバック選手は、予定が違った。

アメリカ戦の闘いに伏線があった。予選で唯一負けたイングランド戦だ。「攻め急いだ」ことの反省から、選手同士で「攻め急ぐな」と話しあいの結果、意志統一を図った。

後半、アメリカは、スピードのあるFWモーガンを投入。見事作戦が当たり、後半24分カウンター攻撃で1点を取った。これで、ワンバック選手は、勝利を確信したという。

この時、一瞬日本の選手は、「焦った」。それも、つかの間。「諦めるな」「いこう」と気持ちを切り替えた。そして同点においつくために、澤選手が攻撃に加わる布陣にかえた。

ワンバック選手もアメリカが一点リードしたにもかかわらず、諦めずにさらにチームワークを高めて来たのを感じていた。

そして、同点に追いつた日本だったが、またしても試合終了まであと5分でアメリカに2-1とされた。それでも諦めなかったなでしこたち。コーナーキックをえた。蹴るのは宮間選手。宮間は、澤に「スピードのあるボールをゴールに近いニアに蹴る」と伝え、澤はまっしぐらに打ち合わせポイントのニアに駆け上がり、瞬時に体が反応し、ボールは、ゴールへと吸い込まれた。同点となった。

ワンバック選手は、あと5分で世界一になれたのにと、気持ちが焦ったという。そして、その時アメリカの選手には試合を戦う気力が失せていた。

PK戦に入り、なでしこジャパンに緊張はなかった。一方、アメリカには計り知れない苛立ちと興奮があったのだろう、ミスが続いた。

結果は、なでしこジャパンがPK戦を制し、世界一に輝いた。

試合後、ワンバック選手は、澤選手にかけより「おめでとう、貴方を誇りに思うと」と、アスリートらしく相手を讃え、それに対し澤選手は、「一対一ではアメリカに勝てない。みんなが力を合わせたから世界一になれた」といった。共に、一時期同じチームで戦った仲間だった。

澤選手はいった「夢はみるものではなく、叶えるもの」。その通りのことをやった。次は、ロンドン五輪へ出場権をかけたアジア予選がある。枠は、2。それを、とり、目指すは、「オリンピック」での金メダルだ。

改めて「諦めない」という強い気持ちを持つことの大切さをしり、一人でやっているのではない、全員の力だと団結力の存在をさらに意識した。なでしこジャパンは、澤選手を中心に、その存在に甘えることなく、後輩たちが自分たちが成長しなければと、その証をみせたのだった。



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