宇多田ヒカル~ 今の私 音楽活動休止 人間活動への専念 その真意は?

ツイッターを見ていたら、宇多田ヒカルが初めてセルフプロデュースしたメッセージをYou-tubeにアップしたのをしり、すぐにアクセスしたのを覚えている。自身の活動休止について、後日いろいろマスコミで報道されたが、今日宇多田ヒカルがNHKで何を語るのかに興味をもった。

宇多田ヒカルは、1983年音楽家の父と母の間に生まれた。1998年15才で「AUTOMATIC」でデビューしたちまちトップアーティストとなった。1999年1枚目となるアルバム「First Love]は、国内外990万枚のセールスをし、以降5枚のオリジナルアルバム、21枚のシングルを出し、国内外で活躍してきた。

その宇多田ヒカルが、クリスペクターとの対談で何を語ったのだろうか?
宇多田は、いくつぐらいから音楽家になろうと思っていたのか?
音楽が好きだった親がスタジオ代を出すために車を売り、そうしてまでも情熱を傾けて音楽をやっていた。収入も不安定だし、住む所も心配しなくてはいけない状況から、どこか仕事に入ると思っていた。

12,3才の頃、親から曲を作ってみたらと言われそうしてみた。クラシックピアノを弾いていた。歌詞を書き、CDをという話しになった。

2010年宇多田は、自身のブログで2011年から音楽活動を休止すると、人間活動への専念を報告した。

人間活動宣言って?
自分の仕事面、プロとして音楽家として勉強して自信をもちかけていた12年目。しかし、他の人を思いやり気持ちをくむこと、当然のことをやっていなかった。温室育ちだったと気づいた。アーティストとしてはいいけれど一社会人として事務所やマネジャーに守られ、一人では何も出来ない大人になっていた。

何かきっかけは?
最近、田舎に行くようになった。外に出ればなにかがあると感じるようになった。

去年、活動休止となる前の12月8,9日最後となる横浜アリーナでの公演を行った。自分で演出にも意見を出す。

休業をする前にライブをやろうと思ったのはなぜ?
2010年1,2月に北米とロンドン公演ツアーをやった。英語の曲中心にライブハウスツアーをやった。しかし、他の歌手に比べてライブでの活動は少ない。それで、ふっきれた。冷めたものがあった。先にライブハウスありきなのに、先に大きな会場での公演だった。順番が逆だった。

海外でお客がたくさんやってきてくれて、情熱や愛を感じた。ライブは素晴らしいと思った。日本でも歌いたい、作曲し、アレンジしたい。みんなの前で歌いたいという思いが出た。

横浜公演でのおわかれのご挨拶について
みんなにマイクをおいて手をふった。ありがとうを言いたくて。清々しい感じや、愛を感じた。ライブといっていいようなものだった。この2年間愛を考えていた時期。何かを大切に考えるなかで、向き合って、いっぱいいっぱいだった。他者への思いやり、まわりのみんなを大切にしたい。

お客さんの愛情を感じた大事なライブ。宝物様なもの。

YOU-TUBEでのグッバイ発言。初となるセルフプロデュース、出演、企画、監督をやった。話しあううちに自分がわかるのは、自分しかないと思った。他の監督にわからないことを、自分にやらせた。

2010年スタジオ
ロンドンでのレコーディング。バックコーラスの指揮をやった。懐かしさや夢の中、歴史ある感じ。ケルト文化を感じた。

宇多田ヒカルのこれからは?
ある意味なんでもいい。やり方だと思う。現場に行けば全てがセッテイングされていて、普通に自分で調べることもなかった。間に人がいっぱいいて、人がいっぱいいるのに、出会いがもったいないと感じた。一対一で周りの人たちと何か勉強したい。海外にボランティアで養護施設に。

音楽は、仕事としてわりきってやっていきたい。歌い続けるし、曲もつくる。気がむけば。

重点は、自分で自分の面倒をみるようになって、周りにたくさん人がいてサポートしてくれ、やってくれているのがわかる。時間も自分も周りの人も大事にしたい。

自分の意思とは関係なく、音楽にアーティストとして順調に歩んできたが、ふと気がづけば自分では何もしていなかったのでは、周りの人がやってくれていたと感じるようになっていた。一体自分は、何をしてきたのだろうか。他者と向きあうことの大切さを感じ、時間を自分を大切にしようと、宇多田は考えるようになった。

いろいろな起伏が人生にはあるようで、今感じることをやっていくのもいい。出来るのは今しかない、そう感じたのであろう。これからの長い人生で、今という時間の持つ意味が問い直される時期がまたくるかもしれない。

宇多田は、後悔したくないために、今しかないと音楽活動の休止を決断したのだろう。記憶に残る時間を過ごすことになる。今度という時期が、必ずある。その時に、宇多田は何を語るのだろうか?

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