グータンヌーボ 伊藤英明×佐藤隆太×加藤雅也

グータンヌーボという番組は、夜遅い時間の放送で、女の人が3人で恋愛・結婚について素で喋る番組だと思っていて、その存在は知っていたが見ることはなかった。しかし、今回いつもと逆バージョンで、映画「THE LAST MESSAGE海猿」で共演した男優3人のざっくばらんな感じが面白そうでなので見た。

期待以上に面白い話。硬派な3人の男の人生観、結婚観が披露される。

加藤(47)、伊藤(35)、佐藤(30)と偶然にも「藤」が名字につく。年令の高い順に、加藤、伊藤、佐藤。その序列が、はっきりとして会話にも、座る席をどうするというのにも現れ、けじめのある付き合いは見ていて気持ちいい。

店についたのは、伊藤が一番早く着いた。一軒目で伊藤は、ビールを頼むが考え直しコーヒー。次に佐藤。伊藤が半強制的にすすめるかき氷「白玉ぜんざい」を食べる。一番遅れて加藤がくる。待つのが嫌いだという伊藤、待ち時間がわずかでもイラつく。

「もう帰ろうと隆太がいってました」と、佐藤がいっていたと悪者にする伊藤。あきれる佐藤。お決まりのシチュエーション。加藤は、冗談で怒り、笑っている。

先輩のいうことには、さからえない佐藤。伊藤の疑問、「白玉は自家製かどうか?」を佐藤に尋ねさせる。しぶしぶ「この白玉自家製ですか?」と店の人にいう佐藤。「はい」と返事が返ってくる。それで納得する伊東。体育会系のノリが面白い。イラチな伊藤、半ば強引にその店をわずか15分ででて2軒目に飲みに。

そこで、伊藤が先輩の加藤への気遣いを見せる。坐る席は、どこが正解か?よくある光景で、私もそんな気遣いの場面をよく経験する。結構、これって大事だと思う。

以外と几帳面だと伊藤の行動を見て、指摘する佐藤。佐藤が、伊藤の家に遊びに行った時、綺麗に整頓されていたのを思い出した。ここで伊藤の「整理整頓理論」が展開する。

伊藤曰く、そもそも整理整頓の出来ないやつは、頭の中が整理できていない証拠なんだと。わかったようなわからない自論を展開する。

加藤が語る伊藤は、自分のスタイルをもっているという。その伊藤、自己分析をする。それによると、自分はわがままで毎日カレーが食べたいタイプ。それに付き合わせるのが疲れるという。裏返せば、相手に対する気遣いなのかもしれない。

次の日、予定がない佐藤は、ビールを飲む。加藤は、仕事のためウーロン茶。伊藤は、後先考えないとビールとウーロンハイを飲む。

佐藤は、伊藤とは付き合いが長い。伊藤を繊細で真面目な人間だという。伊藤は、佐藤と初めて会って以来、「
一目ぼれ」、こいつとは長く付き合っていけると感じた。そんな関係に納得の加藤。

アメリカにいた経験のある加藤。ポジティブに生きることをアメリカで学ぶ。元、ブロードウエイで主役をやり、今は教えている人。その男性は、髪の毛が長く、細身である。あるオーディションで落とされた時の話。落とされた理由が、「ちょっと女っぽい」という印象だったと分かった。

その男性は、やがて主役を掴み、その時落とした人間にまた逢うことになり、「あれから10年以上ずっとそのことを引きずってきた」と話した。一方、落とした側の監督は、「そんな事いったけなあ?」ととぼける。「そんな何を言われてかにこだわっていては、この世界で生きていけない」と言われた。

その言葉で、目から鱗、こだわり続けるようなものでもなかったと、その人は気づき前向きに考えられるようになったという。

熱い男の熱い気持ちについて

伊藤は、この間のワールドカップの本田選手がビックマウスといわれてことに、反発を感じている。「優勝をめざす」と思ったんだから、それでいいじゃないか。挑戦しようとする人間が、夢やぶれてもいい。それぐらいの気概が必要だし、その気持ちは美しいと思うと話す。無垢で努力する。「なれない」とお言われたら「なれない」と思うかもしれない。

イメージすることは大事。伊藤は、俳優になる前に「笑っていいとも」に出演している自分をイメージしたという。そういうことは、許されることだと考える。自分をドSだと分析する。世話をしたい方、プレゼントをする方だという。そんな伊藤をよく知る佐藤は、伊藤はみんなが笑っている方がうれしいタイプだと証言する。

時代が時代だと、もうちょっと個性に対して鷹揚でもいいのではと、加藤は感じている。芸事でもスポーツでも。伊藤も、スノボーの國母選手のファッションがバッシングされたことも、別にとりたてていうことなんだろうかと疑問をもつ。バッシングの意味が理解出来ない伊藤。メダルをとってほしいのか、けなしたいのか、新聞が売れればいいのか、どうなんだと憤慨する。

19:58分伊藤ビール5杯、ウーロンハイ3杯佐藤ビール3杯。加藤は、素面。

石原裕次郎、勝新太郎のようなスターは、存在しにくい時代だと加藤も伊藤も感じている。

加藤が「腹を立てない理論」というのを解説する。

アメリカにいた時、イタリア人と約束したら必ず遅れてくる。いいかげんにしろと最初は怒っていた。それなら、こちらが、遅れてやろうと遅れて行ったら、イタリヤ人は怒らなかった。相手を理解するのではなく、受け入れることが大事だと悟った加藤。Understandでなく、Acceptなんだという。

宗教観の違う人間同士が議論するとすれ違い、戦争にもなる。相手の考えをうけいれると「腹が立つ」ということもすくなくなるという。いろんな考えを受け入れるとう加藤に対し、伊藤は意地がある。なんかブレているようで抵抗を感じるという。

佐藤は、頑固だと他の二人がいう。それを本人も認める。家で奥さんに自分の仕事に駄目だしをされたらどう思うのかと、加藤からの質問。「むっと」するが、的を得ていることもあるので聴いている。

変われない時は、変われないそう考える加藤。人をコントロールするんじゃなくてオプションを与えることが大事。こうしろといってもだめ、いつかわかればいいんだから、そう考える。

20;17 伊藤ビール7杯、ウーロンハイ4杯 佐藤ビール4杯 加藤 素面

男の恋愛と友情について

海外に出るのが好きな伊藤。空港について「どの飛行機があいている?」って出かけるのがいい。今まで行ったなかでは、モロッコがお気に入り。結婚したらできないことだから。わがままな生活が終わってしまう。

伊藤の行動力についていける人は少ないよと、加藤。本当に喜ぶ人がいるかもと、フォローする佐藤。伊藤のこだわりは、半端じゃない。同じジェットコースターに25回乗ったことがある。毎日カレーが食べたい人。だから恋愛ができない。恋愛すると、早く近づきたいほうで、本気でつきあってしまう。

伊藤と佐藤は本気の付き合い。伊藤のいたずらに本気で怒った佐藤をみて、「こいつおこっている」とこいつならつきあえると、伊藤が思った。そのことがわかり、佐藤は大変く嬉しく感じている。

人間関係で無礼講もいいが、節度も大切。いい意味の上下関係は、大事にしていきたい。相手を敬う気持ちは、年令、性別、職業に関係なく大切にしないといけない。仕事に真摯に向き合う3人の俳優の本音トークが聴いていて気持ち良かった。素で付き合えるのは、素晴らしいことです。

この記事へのコメント

阪神
2011年02月25日 23:07
佐藤さん。
もっと芸と知識を身に着けましょうよ。
今は声が大きくて元気なだけの俳優さんですよ。

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