帰還・World Cup is Over  遠藤保仁×松井大輔

常に冷静に試合に臨み、勝利に貢献した背番号7遠藤保仁(30)、雑音にまどわされることなく果敢に攻める背番号8松井大輔(28)のワールドカップ南アフリカ大会日本代表の二人が、今それぞれの胸に去来するものは何か?それを語る。

情熱大陸に遠藤保仁と松井大輔が再び登場し、
戦う前と今を語った。

2010年ワールドカップ南アフリカ大会、出発前は、岡田ジャパンは酷評されていた。

2009/2/8松井は、自分の車でこう語っていた。
「お前は優しすぎる。勝ちたいだろう。もっと気持ちを出せと言われた」

前回ドイツ大会で唯一人、フィールドプレーヤーとしてピッチに立てなかった男遠藤。
2010/6/16出発前の心境を話した。
「やる前から不可能とは全く思っていなかった。日本に帰ってきた時、サッカーフィバーが起こっていたらいうれしい」そんなことをを、遠藤は思っていた。

2010/7/1サムライジャパンは、凱旋帰国。天と地との差いぐらい、熱狂的な歓迎を受けた。

ワールドカップは、長かった?との問いに、遠藤は、「始まる前までは長かった。大会が始まるとあっという間。もうちょと、大会を味わいたかった。悔しさが残る」と、振り返った。遠藤は、殺到するTV局からの出演依頼を全て断り、真っすぐに家族の待つ、自宅へと向かった。出迎えてくれた子供から「よくがんばったね」のメダルをもらった。

一方、松井は、宿泊先のホテルへと向かう。
ワールドカップでの自己採点は?それに松井はどう答えたか?
「70点ぐらい。残り30点は、得点を上げられなかったから」

7/8松井は、京都にいた。そこには、本人もびっくりすぐらいの人の波。
京都府庁を訪れ、表彰を受ける。まだ何かを成し遂げたわけでもない。周りの熱狂が怒号に変わることを松井は知っている。

2004年フランス・リーグ ルマンに23才で入団した松井。
「ルマンの太陽」とよばれ、トリッキーなドリブル、相手の予想出来ないシュートを決める。
松井は、自分が意図的にやっていないプレー。相手もわからないのは当たり前と考える。

そんな松井だが、決して順風満帆ではなかった。2005/11/16ジーコジャパンから代表として呼ばれ、初めての試合でゴールを決めたが、ドイツ大会の直前のメンバー発表からは、はずされた。松井は、フランスに残りプレーすることを決めた。

2009年2月フランス一部リーグ前評判の高かった松井。監督から期待されている動きが出ない。ベンチウォーマーとなる。松井は、ワースト移籍ランキング2位「贅沢な補強」と酷評を受けた。

そんな時、松井はめげずにこう考えた。
「簡単ではない。レギュラーを獲得することは。奪っていくもの。チャレンジすることを忘れず、全ては自分で決めたこと。受けた屈辱は、晴らすしかない」

2010/7/9
カメルーン戦で先発出場した松井。起爆剤的なものがあれば、チームは変わると信じていた。攻撃のリズムを作ることを託されていたが、松井の上げるセンタリングは、思うような所に行かなかった。もどかしさを感じていた松井の所に、前半39分遠藤からのパスを松井は切り返し、本田へのピンポイントのセンタリング、それを本田は見事にゴールした。劇的に日本が変わった。遠藤のパス、松井のアシスト、本田のゴールから。

松井が今思うこと?
自分の経験は全てにおいて生きている。生きていく上で、チームにも。ワールドカップに出られたことも、出られずに悩んでいた時も。人は成長できる。

7/13ガンバ大阪のグラウンドで10日ぶりに練習を再開した遠藤。
連日の大騒ぎをどう見ていたか?
チームメイトがTVに毎日のように出ているのを見て、よく仕事をしているなあと感心していた。

6/24のデンマーク戦のフリーキックについて
壁の状況、キーパーの位置が甘かった。迷わず自分で自信を持ってけった。それを本田もアシストするように、フェイントをかけて遠藤のフリーキックを後押しした。結果は、ゴールを奪った。

遠藤は、フリーキックを決めた後、真っすぐに控え選手の元へ。試合に出ていない選手がチームのムードを作ってくれているのを感じ取っていたから。

遠藤が岡田監督について語った。
賢いなあ。どんな時でも冷静。絶対曲げない。叩かれてもめげずない。メンタルが強い。下馬評なんてどうでもいい。

6/24デンマーク戦 異なる布陣で試合に臨んだ岡田ジャパン。

序盤か何がぎくしゃくしていた。遠藤は、修正することを岡田監督に進言した。前の試合の布陣に戻すことを。それを岡田は受け入れた。それがターニングポイントとなった。選手と監督の緊密な関係、信頼関係がなせることである。本田、遠藤のフリーキックを呼び込んだ。

決勝トーナメント進出をはたした日本。
それは、予想外ではないと遠藤は語る。日本チームの潜在能力を信じていたという。日の丸を背負って戦う意地を今回感じ、2014年も戦っていたいと気持ちを打ち明けた。

松井は、2014年どうしているのだろう?
その質問に、サッカーをやっているか、やっていなかはわからない。自分のプレーが出来なくなったら潔くやめると、松井ははっきりと答えた。

では、遠藤の松井2014年をどう見る。
遠藤と松井は鹿児島実業の先輩後輩。遠藤が2年先輩。
その遠藤、松井の2014年を想像したくないという。自分は34才、松井は32才。こんな冗談を言っている。松井のお父さんを引き合いに出した。

「おやじ(松井の)はハゲているから、気をつけろ」と笑った。

それに対し、2014年遠藤はどうだろうかと、松井に尋ねる。
34才。ヤット(遠藤)さんは、ボランチとしてやっているだろう。やっていてほしいと思う。松井から遠藤に一言お願いがある。「もう少し、早く喋ってほしい」と。

淡々と自分のプレーに集中する松井、
飄々と駆け巡る遠藤、
2014年どうなっているか、楽しみにしていよう。

いろんな個性のぶつかり合い。今回の日本チームは素晴らしい仲間、スタッフ、そして力強い監督と歴史に残る仲間の大切さを教えてくれたサムライ・ブルー。

後から続く若手に大いなる希望を与え、サポーターに2014年を期待させる。

今日の茂木健一郎「クオリア日記」地域の固有性を守るためにも、グローバル化に関与しなければならない。
読んでみて下さい。

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