一日の重みを感じる

経営危機に陥っている日航が、
今日の午後、グループ全体で2兆円にのぼる債務をかかえて、
会社更生法の適用を東京地裁に申請し、法的整理の手続きに入り、
事業会社としての負債額としては、戦後最大となると、TVで放送された。

それを見ていて、
私の所に届いた友人からの知らせを思い浮かべた。

友人N君と私は、サラリーマン時代に同期入社で、
なにかと親しくしていた間柄である。

後に、互いに時期は違うが退社し、
小売店の経営者となる。

先の阪神淡路大震災で私の店が披災したときも、
わざわざ訪ねてくれて、お見舞いをしてくれた。

最近はご無沙汰で、
日頃、年賀状のやりとりぐらいで、
元気に店をきりもりしていると思っていた。

N君からの知らせは、自分の店を閉めるという内容だった。
1977年創業以来33年近く営業していたとある。

店の残務整理もあり、4月頃までは会社は存続するようだ。
彼は、自主廃業の道を選んだ。

小売業も大変厳しい環境にさらされている。
そんな中、がんばってやっていると思っていたので、
N君からの知らせは、切実な問題として私に迫ってきた。

文面の最後に、
当方一足先お先にリタイアさせて頂きますと書いてあった。

落ち着いたら私の店に立ち寄ってくれるようで、
その時までは、私はなんとしても頑張って店を続けなければと思う。

私の方は、リタイアなんてまだまだ何時の事やら、
生涯現役でいられるように、
なんとか食らいついていかねばならない。

リタイアを選べるのは、
N君には、その準備ができているからであろう。

私には、その準備が出来ていない。
自分からリタイアを選べる日が来るかどうかわからない。

ますます、一日の重みを感じる。

少しでも、前向きに捉え頑張るしかない。
N君に今度会ったら「長い間お疲れさま」といおう。

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