エールを送ってくれた

新年そうそうに驚きと感激を受けた。
それを与えてくれたのは、
一人の若い青年であった。

弊店は、緑茶を中心に健康茶やお茶菓子を販売している。
お客さんの年齢層は比較的高い。

そんな店に今どきの若い青年が、
店の前に出している商品を熱心に見ている。

私としては、単に興味本位で見ているんだろうと、
店内からそっと見ていた。

しばらくすると、商品を数点手にし、
店内に入ってきた。

ぼそぼそとした口調で、
「お土産にしたいので」と言い、
ジーンズのポケットから財布をだす。

家内が商品を包装し、
その青年に手渡す。

その後、青年の口から予想外の言葉が。
「頑張ってください」と、
私たち夫婦にエールを送ってくれた。

私たちにとってその言葉は、
新鮮な響きをもたらした。

青年が帰り、二人で思わずにっこりと笑った。
なんだかとっても、嬉しかったのです。

寝不足を押して、がんばって元旦に店を開けて、
大変得した気分を味わえた。

あの青年は、お土産をもってどこを訪問したのだろうか。
人の優しさに触れることは、大変気持ちのいいもの。

その余韻を楽しんでいると、
一人の中年の女性が、
困ったような顔で入ってきた。

「茶巾ありませんか?」と、
何やら慌てた様子。

抹茶を点てるのに、うっかり準備を忘れていたそうだ。
運よく弊店に3枚あった。
「ああ、よかった!」と安堵の表情に変わる。

良かったですね、間にあってとねぎらいをいう。
入ってきた時の顔とは真逆のにっこり笑顔で帰って行った。

あれやこれやと、新年早々お客様との出会いがあった。
がんばって元旦に店を開けた甲斐があったというもの。

店を閉め、初めてゆっくりと時間を過ごす。
家内と二人で乾杯をし、
ワイン片手にお節をいただく。

夜のお楽しみは、NHK教育TVでやるウィーンフィルのニューイヤーコンサート。
毎年欠かさず見ている。

今年は、85歳を迎えたフランスの名匠プレートルが指揮をとった。
85才という年令を感じさせないエネルギッシュな演奏を披露してくれた。

毎年会場となるウィーン楽友協会大ホールを飾る花も楽しみの一つ。
今年は、テーマカラーがオレンジ。
オレンジ色に彩られた会場に、紳士淑女が集う。

そしてお馴染みバレーのシーンも見もの。
今年は、バレーの衣装をイタリアを代表するデザイナー、
ヴァレンティノが手がけた。

その衣装の素晴らしさに、家内ともども見とれていた。
やがてフィナーレ、会場の拍手と一体になる。

新年のスタートの一日は、
いい気分と元気をもらう時間を過ごした。
今年、一年も元気で頑張ろう。

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