長年の勘

彼岸大師の今日、朝からほうじ茶を焙煎する。
アナログなほうじ茶の機械は、
父の代の頃からのもので約40年近く働いている。

何度も修理をしてもらいながら、
先の阪神淡路大震災にも生き残り、
今も現役で活躍している。

ほうじ機にお茶を入れて10分ぐらいすると、
ほのかにいい香りが漂い出す。

そして20分ぐらいからほうじ茶の煙が少し出るようになり、
あたりにほうじ茶の香りとともに道行く人の関心を引く。

「ああ、いいお茶の匂いやねえ」と、
何人もの人が言う。

ほうじ茶から立ち上がるクオリアは、
何とも言えない癒しを与えてくれる。

立ち上がる白い煙と、
焙煎された茶葉が一体となり、
穏やかな雰囲気を醸し出す。

大きく深呼吸をして、
ほうじ茶の香りを楽しむひともいる。

多くのひとに愛されているほうじ茶。

お大師さんの時の焙煎は、
お参りの人たちに、
潤いをあたえている。

これから少しずつ涼しくなっていき、
お茶を美味しくいただける季節となる。

季節の移り変わりを、
ほうじ茶の仕上がり時間が教えてくれる。

少し涼しくなってきたので、
先月の夏真っ盛りのころに比べて、
焙煎に要する時間がかかるようになる。

ほうじ茶は、デリケートで、
ちょっとうっかりすると、
焙煎が強くなりすぎ、
ほうじ茶としては失格。

程よい火加減が必要となってくる。
長年の勘としかいいようがない。

今日の出来具合は、まずまずである。
ほうじ茶は出来たては、お茶が落ち着いておらず、
荒熱をとり、冷ましてやってから飲む方がおいしい。

茶褐色のお茶の色と、
焙煎の香りがコラボし、
いい感じのほうじ茶になります。

秋の夜長、ほうじ茶を楽しんでみませんか。

画像

ほうじ茶の焙煎機


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