ポジティブイヤーにしよう

今年も一年間いろんな本に出会った。
今年の締めくくりとなる今日は、
是非ともこの本に出てくる一遍の詩を伝えたいと思います。

「赤毛のアンに学ぶ幸福(しあわせ)になる方法」、
茂木健一郎さんの著書の中で、
感動的な詩に巡り合いました。

「赤毛のアンに学ぶ幸福(しあわせ)になる方法」は、
「赤毛のアン」を読んだ茂木さんが、
赤毛のアンを通じてその生きざまをいろんな角度から捉えて、
幸福とはどのようなもので、どんな経緯で至るのかを、
わかり易く書かれている。

赤毛のアン=アン・シャーリーが孤児院から、
老兄妹に引き取られるとことから物語が始まる。
男の子を望んでいた、彼らの前に現れたのがソバカスいっぱいの、
空想家の少女だった。

人の運命には、選びようのないものがある。
アンにとって孤児院で育ったこと、
容姿についても赤毛・ソバカスであることなど。

しかし、アンが成長するにつれて自分の身に起こる事柄、
それを運命とするならば、「運命を引き受ける」ことによって、
自らの手で道を切り開ける可能性が見えてくる。

そこにあるのは、ポジティブに現状を捉えるという考え方。

本書で紹介されている童謡詩人・金子みすずさんの詩を紹介します。

<みんなちがって、みんないい>
わたしが両手をひろげても、
お空はちっともとべないが、
とべる小鳥はわたしのように、
地べたをはやくは走れない。

わたしがからだをゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴るすずはわたしのように
たくさんなうたは知らないよ。

すずと、小鳥と、それからわたし、
みんなちがって、みんないい

「金子みすゞ全集」(JULA出版)

この詩にながれる暖かい視点が、
赤毛のアンにも感じられると、
茂木さんが語られている。

私は特に運命論者ではありませんが、
時にはなんで自分だけ、こんな運命なんだろうとか、
考えた時期もあったし、人が幸せそうに見えたこともあった。

自分の身体的なコンプレックスも、
考えようによったら、それが個性と思えると、
ちょっと笑って済ませる。

昨日、甥の中学三年生の子供にこんなことをいいました。
「おじちゃんな、益川さんのようにノーベル賞は取れないけど、
たぶん益川さんより、おいしいお茶を入れることが出来ると思う」

人それぞれ、いろんな人生があっていい。
ノーベル賞は取れないけど、
それこそ「飲ーめる賞はとれる」と、
さむいダジャレで笑える。

それでいい、それで。

今年もいい本に巡り合えて本当によかった。
今日は、オールナイトで須磨寺前商店街に光りの回廊をつくり、
みなさんをお迎えします。

風邪をふきとばし、目の前のことをひとつずつ、
ひたむきにこなし、与えられた運命を引き受ける。

来年もポジティブイヤーにしよう。
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