赤い羽根のクオリア

今日は冬至なんですね、
季節を感じさせるものは、
いろいろあるが、年末によく見かける風景を、
ごく身近に見ることになった。

「共同募金でいつもお世話になります~です。
明日のお大師さんの日に、
赤い羽根の共同募金活動をやらせていただきたいのですが?」
と、一昨日、私のところに電話がはいった。

須磨寺前商店街は須磨寺さんの門前町で、
20,21両日はお大師さんの日で人出があります。

特に今月は「師走大師」といって、
一年の締めくくりのお大師さんなので、
天気がよければ人がたくさんお参りにきます。

前回は10月26日(日)「須磨寺楽市」という地元のイベントの日に、
緑の共同募金活動で風船を膨らませ、
女子高生たちが募金を呼び掛けていた。

昨日は、いい天気で寒くもなく、
人でもいつもより多く感じられた。

朝の10時ごろに募金活動の場所をさがし、
たまたま弊店の隣でやることになった。

今回は、子供を含め少人数であった。
お大師さんにお参りにくる年配者のひとたちに、
「年末助け合いの共同募金をお願いしま~す」と、
たどたどしく、すこしはにかみながら訴えていた。

せっかく、隣に来たんだし一番乗りを決め込んで、
私は、募金をした。

こどものあどけなさに勝るものなし、
ニッコリと笑いながらお年寄りがすり寄り、
「はい、これ」といって、募金をすませる。

その余波は続き、
間断なく楽ししそうな顔をして、
道行く人が立ち止まり募金をしていく。
無償の笑顔に引き寄せられたのであろう。

お互いなんの文脈もない関係なのに募金をし、
子供たちがありがとうございましたという。

その風景をそばで見ていて、
私は子供のあどけなさに引き込まれていた。
自然と私の口角は上がっていたようです。

こんな経験も子供たちにとっては、
いい勉強である。

動物的感でいつもと状況が違う、
そう感じているような子供たちは、初は守りの体制。

時間が経つにつれて、少しずつ安心感が、
頭をもたげてきて、ちょっぴり笑顔がでたりする。

最近の羽根は針がないんですね。
家内にいうと「だいぶ前からよ」と、一蹴された。、
私は、昨日初めて気がついた。

これも安全重視からでしょうね。

赤い羽根のクオリアが立ち上がり、
同時に子供たちの声にもクオリアが立ち上がる。

子どもたちの透明感のある声が、
年末の雑踏にかき消されないように突き抜けていた。

年末のお大師さんの人出のざわめきに気を使いながら、
やがて一時間もしないうちに、
子どもたちも引き上げていった。

一年の経つのは早いもので、
お大師さんをご縁に多くのひとと触れ合った。

たまたま来られなかったりすると、
安否が気になったりする。
また、見かけるようになると安堵する。

そんなことを繰り返しながら、
「今年もお世話になりました、
来月の初大師にお待ちしております」
「こちらこそ、有難うございました」と、
互いに挨拶を交わす。

いやなことも多い世の中ですが、
互いを思いやる気持ちを失わないように、
周りに目を向けるように心がけよう。

「年末助け合いの募金に協力お願いします」の声が、
心地よく私の耳に残っている。

画像

子どもたちの募金お願いしま~すの声につい足をとめる








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