人生を質入れするようなもの

茂木健一郎さんの、
クオリア日記の音声ファイル、
「他人と接して生きる実感を得る」の中で、
南直哉(じきさい)さんのお話が、
ユニークで面白いものだった。

人生を何らかの目的のために規定する、
そのことを「人生を質入れする」と、
南直哉(じきさい)さんがいわれたとある。

これをやったら幸せになれる、
この本が百万部売れたら幸せになれるとか、
ある特定の目的のために、
時間を費やし、そのことによる報酬をえることを、
南さんは、「人生を質入れするようなもの」と、
表現されたと聞いた。

実に的確な表現だと感じた。。

ある特定の目的には、
生きるということは、
回収されにくいという。

生きることは、苦しみ、悩み、
浮き沈みがあり、まじゃく(きめ細やかでない)にあわないものだと、
茂木さんが語られている。

そして、生きるということは、ありとあらゆるものが、
自分を守ってくれなくなる状態をいうという。

大変重い表現をされている。
なるほどと思える点である。

南さんに興味を抱いた私は、
南さんのブログ「恐山あれこれ」を訪問することにした。

私が読んだ南さんのブログ「恐山あれこれ」から、
「抜けの良し悪し」の話を少し触れます。

南さんの書かれた文章を読んだある人が、
南さんの本を評して、
内容うんぬんより、どれもこれも抜けが悪いと、
言われたと書かれてあった。

「抜けが悪い」とは、南さんによると、
カタルシスと言うか、「なるほど!」というような、
何かがわかる爽快感が無いということだと思います。
・・ブログ「恐山あれこれ」より引用

一度ある人が自分(南さん)の話おろしを、
文章におこしたのを読んだとき、
なるほどわかりやすいけれど、
これは自分じゃないと感じたそうです。

そして南さんは、わかりにくさを、
抑圧してしまうと、
「危ない」ものになると感じ、
「わからなさ」にこだわりを持つようになったそうです。

茂木さんも、読んで「わからない」という事も大事なんだ、
理解しようと苦しむことに、意味がある。

あえて、「わかりやすく」を狙いに書いたりはしないと、
以前何かに書かれていたように思う。

茂木さんは、自分が生きている現場、
いろんな仕事の場を大切にしている。

私は、こう思います。
紆余曲折を経て、人生を歩む。
何が幸せかは、なかなかわからないもの。
だから、がんばれるのかもしれない。

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