ボクらの時代 樹木希林×YOU×是枝裕 パート2

ボクらの時代、
先週に続き、
女優・樹木希林、女優・YOUと、
是枝裕が出演した。

3人は、是枝作品・映画「歩いても、歩いても」で、
一緒に仕事をした仲間である。

まさしく仲間という、雰囲気が画面から伝わる、
ごく自然な関係、
そこに互いへの尊敬、信頼、親愛が加わる。

3人にとっての子供とは?
樹木希林の話が秀逸。
家族ってホラーだと思う、
そう表現する、

一人っ子の子を、子供扱いせず、
一人の人間として、ただ与えるだけをしなかった。

どんな時でも、誰にでもしてもらえるなんて、
将来子供が成長したとき、ありえないと思うから。

孫に思わぬことをいわれた。
樹木希林は、自分の体が人と違うのを意識していたが、
孫は、「大丈夫、家族なんだから」といったという。

思いやり、そのままを受け入れる心があるからでしょう。

YOUは、一人っ子で育った。
何でもやってもらえ、全部自分の世界。

しかし、学校へいくようになり自分で何もできず、
ぐずだったと感じていた。

だから、自分の子供には少し厳しくとこころがける。

樹木希林は、子供に大人のTシャツを着まわしで、
使っていた。子供はそれを、工夫しながら着ていたようだ。

孫の男の子は、少し臆病のようだ。
しかし、樹木は慎重な子なんだと考えるのだそうだ。
そのもまを受け入れてやる、そう心掛ける。

是枝は、上から下へと役者をみない。
役者の責任のもと仕事を進めるタイプ。

是枝自身は、自分のだんどりで進めるので、
まわりのイライラも気づくが、
とらわれ過ぎないように、貫いてやる。

子役について。
是枝は、オーディションで、
俺に合わせろでなく、
どのようにしてこの子をとれるかにこだわる。

地位、名誉について。
是枝も2004年作品で、
主演の子役が、いきなり主演男優賞をもらった。

樹木希林は、「東京タワー」で、
最優秀助演女優賞をもらった。

是枝は、監督を地位だと思っていない。
単なる職種なんだと。

TVより映画を上と見る人に、
TVのおもしろさがわからないのに、
よくいえるものだと、疑問を投げかける。

役者の中にも、主演と脇役の上下を感じる人がいると、
樹木希林はいう。

その差を感じるのって、おかしいと彼女は考える。

賞を取る、総なめすることは、
映画の宣伝としてはなるが、
最初から「ねらい」ではいかないと、
是枝はいう。

樹木希林もYOUも、
賞はあまり意識しなようだ。

まあ、そんな感じの独自路線の二人といえる。

ものを貰う、ものを贈る・・

樹木希林は、ものを貰うのが面倒でいやがる。
ほどく労力がいやなんだそうだ。

是枝は、上手にプレゼント出来ないので、
出来る人は、大人だと感じるらしい。

YOUは、貰うのも好き、やるのも好き。
助けられながらやってきたようで、
だから何も出来ないという。

樹木希林が「美しいということは、
それだけで才能」と、
フォローする。

気負いのない人間、
いい意味わがまま、
それが受け入れられる力がある。

もの作りをする人間には、
個性としてのこだわりはないと。

こころ許しあい、
尊敬し、
信頼関係が一つの作品をやり終えたことで、
醸成されたと感じる。

また、見たい、聞きたい、
そんな3人の関係だった。

この記事へのコメント

シニアブロガー
2008年06月29日 12:46
風待人さん
コメントありがとうございました。

うっかり、クリックミスをし、
OKしたつもりが、
削除の方をクリックしていたようです。

今後気をつけます。
ご勘弁を!

お申し出の「須磨寺ものがたり」を、
紹介いただくのは、嬉しい限りです。

よろしくお願いします。
風待人
2008年06月29日 21:02
気になさらないでください!お返事いただけて嬉しいです。

樹木希林さんのように…想うことをピシッといえるように
できれば、10年後くらいにはなりたいなぁ…と想いながら番組を観ました。

明日、時間をつくってご紹介させていただきますね!
こちらこそ、ありがとうございました。

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