思いもよらぬ、一通の手紙

「郵便です」との声で、
店先に出ると一通の手紙が、
 目に入り、その差出人の名前に、
一瞬、目が点になった。

 差出人の主は、神戸市立博物館の方から、
Tさんからであった。

 名前は存知挙げなかったが、
神戸市立博物館の方というのは、
記憶にあった。

 先週の午後、私の店の前で、
一人の男性がカメラを構えていた。

 特には、珍しくもない光景だが、
その後、弊店に入ってこられ、
少し、話をすることになった。

 神戸市立博物館の学芸員と身分を証し、
突然の来店の主旨を説明された。

 その時の、私どもの対応は極普通であったが、
Tさんは、大変喜ばれたようであった。

 昨日届いた、手紙を読んで、
詳しい内容が分かった。

 Tさんは、現在昭和10年代の、
神戸市内にあった「ガラス看板」を、
調査していると、書かれてあった。

 たまたま、資料の中に、
私の住まいする、須磨に関するものが、
 載っていたとのことで、
Tさんは、現地を訪れたという。

 「スマホテル」と、書かれた看板が、
私の店のある須磨寺前商店街にあったはずと、
尋ねられたが、確かな情報はなく、
古くからの人を紹介した。

そのことの御礼の手紙であった。

 同封された、一枚のコピー写真は、
昭和10年代を彷彿させる、
貴重な資料である。

 Tさんは、自分の目と足で、
現地をまわり確認作業に、
入っているのです。

 なんとも、地味な仕事を、
地道にやっておられると、
関心しきりである。

 Tさんとの初対面の印象と、
手紙の文面に現れる人柄が、
ピッタリ一致していた。

 普段、接する事のない人と、
出会えてよかった。

まさしく、一期一会。

 尚、文面には、
10月3日(水)~12月24日(月・振休)
神戸市立博物館にて開催中の、
 「インカ・マヤ・アステカ展」の、
ご案内があった。

 思いがけない、心温まる一通の書状に、
ほっとした、暖かいものをTさんから頂いた。

 私は、早速昨日御礼の手紙を、
Tさんに、私の名刺も添えて送った。

 プロとしての学芸員のお仕事の、
一端に触れられ、少しはお役にたてたのは、
喜ばしい限りです。

 真摯に仕事に立ち向かう、
身近に感じた、プロフェッショナル、Tさん。

 今のプロジェクトが、無事成功されることを、
強く望んでいます。

 いい経験を得た、
思いもよらぬ、一通の手紙。

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