銭湯に行った

阪神淡路大震災で半壊した我が家、
当時、住める程度の補修はしたが、
それから、12年経ちあちこちに、
不都合な箇所が、目立ってきた。

 しかたなく意を決して、
家に手をいれることにした。

 私は現在の家で、
生まれ育っているので、
 少なくとも我が家も、
60才はとっくにこえている。

まあ、よくもってくれたものです。

 両親の墓前に、
家を触る事の報告をし、
先週からリフォームが始まりだした。

 それまで、何とも思わずに、
当たり前にしていたことが、
 いろんな制約が生まれ、
否応なしに、
不便な生活になる。

 蒸しタオルで、体を拭く、
そんな生活に変わった。

 毎日、風呂に入りたい私としては、
湯船につからないと
やはり疲れが取れない。

 ネット検索で、町の銭湯を調べる。
こんなに少なくなったのかと、
再認識した。

 私が、子供の頃は、
歩いて2,3分のところに、
3軒の銭湯があった。

 ネット検索のなかから、
比較的、近場で清潔そうな所を探した。

 風呂好きの家内の友達に聞き、
ある銭湯を紹介してもらった。

 今、流行りの大型施設でなく、
普通の銭湯を希望した。

 昨日、、店を早めに終い、
早速準備万端整え、
 3日ぶりに、
風呂を入りに、
銭湯に行った。

 下足場は同じ、
風情であったが、
 番台はなく、
無機質な自販機が並んでいる。

チケットを買うシステム。

大人380円、こどもの料金は・・・?

 中に入り、
随分昔に入った銭湯を、
思い出しながら、
風呂場へ入った。

 泡 がボコボコ出ている風呂、
最近の流行りなんですね、
 大小の湯船、水風呂とか、
あと、サウナもついていた。

 私のこどもの頃は、もっとシンプル。
大小の湯船、熱い目、温め目のお湯、
そして水かけをするところがあった。

 久しぶりだし、
しかも初めて行く、
 銭湯だったので、
落ち着かない、
湯船につかっても何だか違う。

 それでも、体もあらえ、
手足を伸ばし、
リラックスできた。

 受付で、
家内の出てくるのを、
待っていた。

 「神田川」ほど、
ロマンチックじゃないけれど、
青春プレイバックかと、
一人で楽しんでいた。

帰りに、「うどんや」に入る。

 チェーン店のようで、
お決まりのマニュアル対応だった。

 でも、気分がよかったので、
押さえ気味に、憤る。

 一番人気のメニューを注文、
勿論、「スーパードライ」も忘れずに。

カンパ~イ!

 湯上りの一杯のビール、
至極のひと時。

しばらく、二人で風呂談義。

 食事を済ませ、湯冷めしないうちに、
家路についた。

 当たり前に過ごしていた毎日に、
変化が訪れ、これもいいかと、
楽しむようにしようと考えた。

 まだまだ、快適じゃないか、
慣れっこになってしまっていた毎日。

快適さも忘れていた。

 当たり前、
一体何が当たり前なんだろう?

 生活環境が変わると、
気づきを得る。

 また、2,3日後に銭湯にいくので、
今度はもう少し銭湯タイムを、
レベルアップしよう。


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