シンプルにこだわる 料理人・仲田睦

23歳で、プロテニスプレーヤ-への道を諦め、
好きだった料理の道に進むことを選択、
強い食へのこだわりを見せる、
一人の女性・料理人の料理道にせまる。

情熱大陸に一人の女性料理人が登場した。

 料理人・仲田睦は、
現在イタリア北部トレンティーノを、
本拠地として、イタリア北部郷土料理を、
追求している。

仲田は、トレンティーノで一番有名な日本人である。

 料理人としての仲田の評価は、
ゆるぎないものがある。

 日本でなく、イタリアに渡ったのは、
日本の閉鎖性にあったという。

 女性だから、そこまででいい、
そんな扱いが仲田には、
たまらなく嫌だった。

 一人の料理人として、
勝負してみようと、
イタリアに渡った。

 そこで、仲田はリナルドという料理人に出会い、
この人を師匠と決めた。

食材の宝庫である、トレンティーノ。

 そこで取れる食材の良さを、
引き出すために、仲田がこだわるのは、
「シンプル」ということ。

立派なお皿より、
素材の良さにこだわり、
味をひきだすことに気をくばる。

 何もしないのではなく、
最小限度の付け加えで、
素材の良さをだし、料理としての、
完成度を高めようとするもの。

そこには、日本人としての、
引く文化が垣間みられる。

 料理人にとって、
食べたひとからの、
「アンコーラ」の声が、
一番のご褒美である。

 仲田には、リナルドという、
共同経営者である、
イタリア人の師匠がいる。

 文化の違い、考え方の違いで、
衝突することもある。

 人前に出るのを躊躇する仲田に対し、
イタリア人の師匠は、
食後、客の反応を得ようと、
顔をみせる。

 料理を完璧にと考える仲田は、
レシピをつくることにこだわるが、
師匠は、その必要はないと、
実に鷹揚に構える。

 しかし、料理にかける情熱は、
二人とも同じ、
食べた人に、「おかわり」の一言を、
「アンコーラ」の声を、
言ってもらうために、料理にのめり込む。

 仲田は、トレンティーノの伝統料理を、
教える教室を持っている。

 そこで、イタリア人にトレンティーノの伝統料理を、
日本人である、仲田が教えているのである。

時には、結婚式の料理をまかされたり。

 料理人・仲田の料理への信頼が、
ひっきりなしの仕事への依頼に、
繋がっている。

 イタリア人の師匠リナルドのレルトランは、
一つ星を獲得していた。

 だが、体調をくずし、
三ツ星レストランの夢を途中で、
諦めざるをえなかった。

 仲田の夢は、師匠がなし得なかった、
三ツ星レストランをと願う。

仲田の日常は、料理一色である。

料理に派手さを求めない、料理人・仲田。

 常に学びがあると、仲田は、
料理に前のめりで立ち向かう。

その向こうには、「アンコーラ」の声が。

 仲田の料理を食べたイタリア人はいう、
「料理に国籍は関係ない、
 仲田はトレンティーノの伝統料理に、
息吹をあたえていると、絶賛する。

料理人・仲田睦の近い目標は、
「トレンティーノ」で一番になること、
遠い目標は、「三ツ星」をとることである。





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