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zoom RSS NHKプロフェッショナル 高倉健スペッシャルを見て

<<   作成日時 : 2012/09/09 10:53   >>

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高倉健の映画に対する向き合い方、生き方に、NHKプロフェッショナル「高倉健スペシャル」が映画「あなたへ」の撮影現場に密着した。

今まで見ることのなかった撮影現場での高倉健。その姿は、まさしく真剣勝負だった。撮影の合間にロケ地の人たちとのふれあいも見たが、全く気負いなく、気軽に声をかけ、笑顔で向き合っていたのが、印象的だった。

高倉は、九州の筑豊という気の荒い炭鉱町で裕福に育った。東京の大学をでたが、親の思いとはうらはらに、サラリーマンになるのに抵抗を感じて、高倉のいう「食うため」に、映画の世界に入った。そこで、親との関係も断絶状態になった。

映画の世界に入って、親や親戚の葬式に出たことがなかったと、高倉は語った。そうすると、何日か休まないといけなくなり、撮影スケジュールに自分の支障をきたすことになり、それは、俳優・高倉健としては、許せないことと考えた。

高倉の本番の撮影は一発勝負。2回とやらない。その場で作り上げられる感情を大切にしている。だから、短いセリフにも気持ちをのせて挑む。存在感というものを高倉は大事にしている。尊敬する名優・大滝秀治の気迫に魅せられているように。

高倉は、どういう人達とかかわってきたか、どんな気持ちで生きてきたか、そこに感動することはあったか、そして感謝の気持ちをもってやってきたかなど、俳優としての生き方にこだわっている。だから、テクニックではなく、まさしく俳優の生き方そのものが映画に現れると考えている。

高倉伝説としてよくいわれている、高倉が撮影中椅子に座らないというは、その通りだった。それを本人に正すと、座ると緊張感が保てないように思うので、いつも立っているだけたという。高倉にとっては、特別なことではないごく自然にやっていることだった。

それから、高倉は、撮影の現場で常にストレッチを欠かさない。専門のトレーナーについて、ずっと体の柔軟性を保てるように訓練を受けてきたと話した。そういえば、撮影現場でたっている姿が映し出されていたが、背筋をぴんと伸ばして立っていたが、それがごく自然な姿に映り、プロフェッショナル魂を感じた。

高倉は、体重が70キロを超えないように食生活や運動で維持している。本人の話では、ウエストも若いころと少しも変わっていないというから、いかに節制した生活を送ってきたかがよくわかる。アルコールを口にしない高倉。大のコーヒー好きだ。

高倉が映画で刑務所の職員を演じた関係もあり、ある刑務所を慰問した。その時の話が印象的だった。「私は、貴方たちと同じような姿を一番多く演じてきた俳優です。大切な人のところに帰ってください。」と話した。会場を去るときに、高倉は目頭を押さえていた。

映画の撮影は、出演者の出番が終わると現場から離れていく。一人、一人、自分の撮影が終わった俳優が高倉に挨拶にくる。そんな時、素直に寂しいと感情を表した。先に自分が、この現場を去りたいなぁと語った。

高倉健は、これで映画は終わりでないという。次を見据えている。今も、ハリウッドをはじめ、たくさん映画のオファーがくるが、高倉が納得できる役でないと受けることはない。

最後に俳優・高倉健に「プロフェッショナルとは?」の質問がされた。「難しいですね。」と言いながら「なりわい、です。」といった。その言葉を何度も繰り返した。

なりわい・・生業/家業、 1 生活を営むための仕事2 五穀が実るようにつとめるわざ。農業。また、その作物。という意味があると、goo辞書に書いてあった。

「なりわい」。奥の深い言葉ですね。生きていくこと、そのものであり、その生き方を問うているように思った。来週の月曜日に高倉健インタビュースペッシャルがある。もう一度見ようと思う。

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