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help RSS 難しい事は難しい事と理解する 数学教諭・柳谷 晃

<<   作成日時 : 2011/02/28 12:07   >>

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今、何ごとも分かりやすくがもてはやされる時代に、「わからないというということ」がそんなに悪いことではないという一人の男がいる。世の中の森羅万象を数式で解き明かそうとする。

情熱大陸に数学教諭・柳谷 晃が登場し、数学の存在の意義についてわかりやすくではなく、その現実をおしえてくれた。やはり、難しいものは難しいというのが、数学の苦手な私の感想です。柳谷によると、難しいことは難しいことと理解することだという。わかったようでわからない。

柳谷は、早稲田大学高等学院の数学教諭である。専門分野での論文も数多く発表しているが、数学者と呼ばれるのを好まない。高校のグランドでサッカーの練習をしている姿をみても、シュートを打つには、体の腰から下が大切と、全ての思考が数学がベースとなる。

柳谷は、社会人対象のクラスももっている。そこでは、歴史と数学を関連させ、信長ー責任感=龍馬と数式を示し、統治能力は、信長にありと結論付ける。まあ、これも一つの考え方。

疲れた時は、数式を見るのが一番だという柳谷。数式は絵を見るようだという。それは、数学者秋山も同じような事をいっていた。

ガウス平均(相乗平均)ってなに?
単純に平均値を出すのではなく、√を使って導くらしい。そうすると数字から読み取れる意味が違うという。

数学教諭としての信念は、子供たちに数学を覚えたことがしあわせになり、他の人も幸せになる。数学は人を幸せにするというもの。数学を毛嫌いするひとは、ちゃんと習っていない人、と柳谷は言う。そういえば、先生によって同じ数学も自分に出来そうと思えることがある。

もともと、数学は好きだったが古典や漢文のほうが点数は取れていた。

柳谷は、1953年に生まれ好奇心旺盛なこどもだった。父は、月光仮面シリーズの出ていた俳優柳谷寛である。なつかしい、そういえば名前も顔も思い出す。早稲田の大学院を卒業し、予備校教師をへて、現職につく。

上野広小路亭に現れた柳谷。舞踏と数学の結び付きをとく。熟達した踊り手の決めポーズの手の角度は、約60度だと、数学的に解明する。日本経済の問題点を解決するには、若干右肩あがり、それをみんなで考えるべきだという。それは、受け入れやすい考え方で、私にも理解出来る。

結婚生活をうまく保つには、適度の喧嘩も必要。ある地点をこえると互いの理解が深まり、うまくいきだすというのが、柳谷理論。「ゴンペルツ曲線」?でも、本人は、奥さんにひたすら謝るのだそうだ。

式は式でしかない。項を見る人の努力がいる。救うのは人間。そう結論付ける。

柳谷のにこやかな表情の裏には、人知れず努力を積み重ねて来たことがうかがえる。数学にかぎらず、好きになれなければ理解は深まらない。毛嫌いをしてはいけないということ。いろんなことに当てはまります。

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