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help リーダーに追加 RSS 輝け社員、よみがえれ会社 工場再建・山田 日登志

<<   作成日時 : 2008/04/16 10:47   >>

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日本の物作りに革命を起こし、
常に50もの工場の再建に関わり、
日本全国を駆け回る一人の男がいる。

NHKプロフェッショナル「仕事の流儀」、
工場再建請負人のカリスマと、
多大な評価を受ける工場再建のエキスパート、
山田 日登志が、番組に登場した。

山田は、岐阜県に住まいし、
まず平日、家にいることはない。
全国から工場再建の依頼を受け、
家を留守にする。

山田の出発点となったのは30年前、
出向いた先は「ふりかけ」を作っている工場。

そこでの山田の目は、「ムダを取る」という、
厳しい目で工場の現場をみる。

けっして「あらさがし」じゃない、
工夫すれば、効率がよくなるという視点がある。
そこには、厳しいが山田の愛を感じる。

山田は単にリストラによる、
経費削減だけを目的とはしていない。
ラインをふやし、ムダな人員をあらたなラインを設置し、
新製品の開発をし、次なる数字に結びつけようとするもの。

山田の目指すところは、
単に「ムダ」を取ることではない、
どう改善していくかを、やる当事者に考えさせる。

やるのは、自分たち、
自分たちのためにやるんだと、
意識付けすることに力を注ぐ。

山田は、これまで赤字続きの会社を、
いくつも黒字に転換してきた。

それは、マジックではなく、
事実として、山田の指導を真摯に受け止めた、
現場の人間の努力の結晶である。

山田は時には、無理難題と思えるようなことを、
現場に要求する。

常に高みを求める山田にとって、
「やれば出来る、工夫すれば」の気持ちが強い、
だから、「覚悟をもって、つき返す」。

中途半端な妥協は、山田はしない。

厳しい条件を乗り越え、なし得たときの喜びを、
しっかりと記憶させ、成功体験をあらたなステップへと、
導くものとしようと、山田は考える。

と、同時に工場の現場の人間は、
難しいと思われたことをやり遂げられた時、
もっとよく出来るはすずと、「欲」がわく。

もうやらされ仕事ではなくなってくる。

仕事の喜び、対価はお金だけだろうか?
山田はそこに疑問を感じる。

達成感を喜びと感じる、
感動できる人間であれと、
山田は訴える。

工夫が生んだ効率化、
一人でいくつもの工程をやる、
新たなスペースをつくり、
仕事の流れをよくする。

出来るだけ、自分の身近に配置することによって、
秒単位の作業効率があがり、
それが積もり積もって、効果を生む。

それを山田は、山形の機械工場で、実践し、
3年で黒字化を果たした。

工場再建のカリスマ、山田は、
「セル生産方式」とよばれる、
ベルトコンベアーの多くの人を配置せず、
一人、または数人という少数でやりくりをし、
その名をはせることとなった。

山田の原点は、社会人として入った財団法人で、
地域産業の再建に取り組んでいたが、
自分の無力さを痛感することとなる。

32歳の時、トヨタの大野研一を知り、
直訴し弟子入りを許された。

「トヨタのかいぜん」がベースとなっている。

7年間の修行生活を経て、
39歳で独立し、地元の工場をよみがえらせた。

80年代に入り、人件費、40分の一との戦い、
アジアの安い人件費との戦いにやぶれ、
多くの工場が閉鎖に追い込まれた。

山田は、かって指導した工場の従業員に、
もう希望がもてないと聞かされ、憤りを覚える。

山田は、これからの日本のもの作りにとって大事なことは、
仕事が楽しいと感じられる人を育てること、
そう断言する。

3月、山田は大きな仕事に立ち向かう。
飛騨高山にある、老舗の家具メーカー。

足かせとなっているのは、「伝統」。
あらゆる点で、しばりがかかる。

職人のプライド、
伝統を変えることへの不安。

いいものを作らなければ、
いままでこれでやったきたのに、
それらを打ち破れない。

ここで、山田は2年間いろんな提案をしてきたが、
成果をだせていなかった、勝負の3年目。

ここで山田は、大鉈をふるう。

職人技「曲木・まげき」が、ポイント。
その技の精度を落とさず、
いかに効率良くするかを、
現場の人間に考えさせる。

過去を否定された職人たちは、
大きな抵抗感をいだく。

「あえて、鬼になる」

山田のぎりぎりの選択。
職人たちに目覚めるようにしむけていく。

伝統に裏打ちされた職人たちの、
プロの意地をくすぐる。

やってやろうという気を起させた。

「工夫の余地は、無限ある」
智慧は枯渇することはない。

人間追い詰められれば、
思わぬアイディアが生まれるもの、
必死さがそうさせる。

山田が、それを一番実感している。







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